データマイニングは、膨大な情報の中から、様々な傾向を見つけていくことが出来ます。
企業にとっては、販促などに生かすことが出来るため、「取り入れたい」と思っているところが多いでしょう。
しかし、実際にはまだまだ時間がかかる作業となっているのが現実。
データマイニングは、高山から金脈を探そうと言っている様なものですから、時間がかかるのは仕方ないことかもしれません。
企業には、膨大な情報があります。
過去の情報を入れれば、巨大なデータとなるでしょう。
この中から、傾向などを見つけ出すわけですから、簡単に行くわけがありません。
データマイニングを行う際には、まずは不必要と思われるデータを取り除くことが必要です。
一つ一つチェックしながら行っていくわけですから、この作業だけでかなりの時間を有することになります。
全体の作業量を考えると、この作業で80%の時間を必要とすることもあり、簡単な作業ではないことが分かります。
そして、残されたデータの中から、様々な方法で傾向を探り出すことになります。
この際、様々な工夫を行っていくことになりますから、エンジニアの知識や経験がものを言うことになるでしょう。
しかし、必ずしも欲しい情報を得られるとは限りません。
時には、求めていた情報を得られないこともあるでしょう。
このように、データマイニングというのはとても大変な作業となります。
企業にとっては、プラスになる情報を得られる可能性がありますが、すぐに情報を得られるとは限りません。
データの量を考えると、当然時間がかかるというのは分かると思います。
時間をかけて得た情報、傾向だからこそ、企業にとっては大きな宝となるのではないでしょうか。